金融機関向けのデータ・AI・セキュリティを、規制に応える形で
不正検知はリアルタイムで動かし、規制対応とデータ主権は設計段階から組み込む。金融機関のこの前提に立ち、ストラテジーコアは世界の有力な技術と厳選したオープンソースをお客様の要件に合わせて構成し、導入から運用までを日本語で一貫して担います。
// 課題
日本の金融機関が直面する課題
決済速度でのリアルタイム処理
スワイプした瞬間に不正を判定し、市場データをミリ秒単位で扱う。バッチ処理では、金融機関が求める水準には届きません。
データ主権と国内保持
金融データは、金融庁と個人情報保護法の要請のもと、国内に保持する必要があります。求められるのは、海外のホスト型APIではなく、自社で運用できるオンプレミスまたは主権型の構成です。
無停止のデータ連携
勘定系は24時間365日動き続けます。分析基盤へのデータ移行は、夜間バッチではなく、ストリーミング型のチェンジデータキャプチャで行います。
メールとブランドの保護
金融ブランドは、フィッシングで最も多く詐称される対象です。DMARCの強制適用とBIMIで、お客様が信頼するドメインを守ります。
デバイスとファームウェアのリスク
ATMや店舗機器、OTは、管理の対象から外れがちです。エージェントレスの可視化で、機器とファームウェアのリスクを把握します。
監査に耐えるガバナンス
取締役会と監査委員会が、モデルの判断を裏付けのデータまでたどれることが求められます。金融庁の監督下では、来歴は調達の段階で明確に示すべき事項です。
// ソリューション
課題に対応する、ベンダー技術とオープンソース
リアルタイムデータ基盤
SingleStoreで、取引速度での不正検知と市場分析を実現します。可搬性を重視される場合は、PostgreSQLやClickHouseもあわせてご提案します。
記録系システムからの取り込み
SingleStoreの一部になったノーコードのCDC・バッチエンジン「SingleStore Flow」が、SAP、Oracle、CRMのデータを分析基盤に取り込みます。リアルタイムのストリーミングを担うStriimと組み合わせてお使いいただけます。
ストリーミング連携
Striimのチェンジデータキャプチャで、勘定系から分析基盤へ止めずに連携します。オープンソースではDebeziumとKafkaを組み合わせます。
AIとモデルルーティング
勾配ブースティングによる不正検知・与信スコアリングやLLMの処理は、顧客データとともに自社環境でホストするモデル上で行い、金融庁が制限しない業務のみをフロンティアAPIに振り向けます。
メール認証
ValimailのDMARC、DKIM、BIMIで、金融機関の送信ドメインが詐称されないようにします。
デバイスリスクの可視化
DeviceTotalのエージェントレス調査で、店舗やATMの機器を、ファームウェアや保守期限のリスク順に把握します。
AIOpsと組み込み分析
ProphetStorで負荷に応じたGPU・インフラの拡張を、Logiで業務部門がそのまま読める組み込み分析をご提供します。
// アーキテクチャ
金融向けリファレンスアーキテクチャ
銀行・保険・証券のエンタープライズ環境に、ベンダー技術とオープンソースをどう配置するかをご覧いただけます。
これは確定した設計図ではなく、参考としてのアーキテクチャ例です。記載の構成要素は一例で、実際の構成は各社が採用するベンダーやシステムによって変わり、拡張も変更もできます。
記録系システムとデータフィード
勘定系、カード・決済網、マーケットデータ、KYC/AMLの各ソース。
勘定系元帳
core.banking · 勘定系
カード・全銀決済網
rail.card+zengin
マーケットデータ
feed.market · realtime
KYC / AML 記録
src.kyc-aml
顧客チャネル
chan.app+atm+branch
データ取り込み
勘定系からのリアルタイムCDCを正確一度で配信し、あわせてSAP・Oracle・CRMなどの記録系からノーコードのバッチおよびCDCで取り込み。
元帳CDC
cdc.core · exactly-once
Striim取引ストリーム
stream.tx · sub-second
Striimフライト中付加
enrich.in-flight
StriimSAP / Oracle / CRM 取り込み
flow.erp · no-code batch cdc
SingleStore Flowトランザクションデータ基盤
OLTPと分析を同時に処理する単一基盤。類似検索用ベクトルと低遅延の特徴量ストアを備える。
HTAPストア
db.htap · distributed
SingleStoreベクトルインデックス
db.vector · ann
SingleStore不正検知 特徴量ストア
store.features · low-latency
SingleStoreAIとリアルタイム推論
AIレイヤー。決済の瞬間に不正・AMLをスコアリングし、与信・リスクモデルを実行。自社ホスト型モデルで日本語の開示資料を解析し、学習・チューニング・推論を一貫して行います。
リアルタイム不正スコアリング
score.fraud · <1ms
与信・リスクモデル
model.credit-risk
モデル学習・チューニング
gpu.train+tune
ProphetStor推論サービング
svc.infer · realtime+batch
主権型LLM(日本語)
llm.sovereign · self-hosted
開示資料RAG
svc.rag · filings
SingleStoreリアルタイム埋め込みフィード
embeddings · governed stream
Striimモデル非依存のインテリジェンス
AI活用を継続的なものにするレイヤー。業務ごとに最適なモデルへ振り分け、意思決定の状態を保持し、結果から学習。知見をベンダーに縛られず可搬に保ちます。
モデルルーター(任意LLM)
svc.model-router · any-llm
意思決定ステート
intel.state-store
クローズド学習ループ
svc.learn-loop · closed
意思決定プロベナンス
svc.provenance · federated
FSA・個人情報保護法ガバナンス
規制対象データは国内に所在し、すべてのモデル判断は監査可能。セキュリティ面も認証で保護。
国内データ所在ゾーン
policy.residency · jp
意思決定監査証跡
audit.decisions · immutable
同意・法的根拠
consent.legal-basis
メール認証
auth.email · dmarc
Valimailデバイス状態管理
posture.device · agentless
DeviceTotal地域内での提供
オンプレミスまたは国内の閉域リージョンで稼働し、リアルタイムの判断を各チャネルへ返し、業務向けの分析を提供。
オンプレ・閉域リージョン
deploy.onprem+region
チャネル向け判断API
api.decision · realtime
組込み分析
bi.embedded · analytics
Logi// データ主権とコンプライアンス
この分野で満たすべき主な規制
この分野の事業者が従う主な規制と要件です。ストラテジーコアは、これらを満たす形での国内導入までを担います。
FISC安全対策基準 第14版(2026年)
金融機関の情報システムにおける事実上の安全対策基準です。
金融庁 サイバーセキュリティガイドライン(2024年)
金融分野のサイバーセキュリティ態勢に対する監督上の期待事項です。
個人情報保護法 第28条(個人情報保護委員会)
個人データの越境移転には、本人の同意、または十分性認定・相当措置のいずれかが必要です。
個人データは共通して個人情報保護法 第28条と個人情報保護委員会(PPC)の規律を受け、EU関連のデータには日EU相互十分性認定が適用されます。本記載は調達上の概要であり、法的助言を構成するものではありません。
// AIユースケース
この業界でAIが価値を生む領域
リアルタイム不正・AML検知
すべての取引を、発生と同時に不正・マネーロンダリングの観点でスコアリングします。効果が測りやすく、AI導入の入り口として有効です。
与信・リスクモデル
より速く、ぶれない与信判断と、ポートフォリオ・市場・流動性リスクの評価を支えます。当局に説明できる、透明性のあるモデルで実現します。
日本語ドキュメントインテリジェンス
KYC書類、契約書、開示資料を日本語のまま読み取り、項目を抽出して照合します。データを国内に保つ自社ホスト型モデルで、大量に処理できます。
顧客向けAI
アプリ、コールセンター、店舗で、自然な日本語で応対するアシスタントです。機微な処理は閉域のモデルで実行します。
規制対応の自動化
金融庁向けや社内向けの報告を自動化し、その根拠となるモデル判断の監査証跡を残します。
市場・調査
開示資料やニュースを要約し、シグナルを抽出します。保有する情報を外部APIに送ることなく、アナリストやトレーダーを支えます。
// パートナー
この業界向けの主なベンダー
// 導入実績
主要ベンダーが世界で実証した導入実績
// 関連ソリューション
この業界を支えるソリューション領域
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