// データ管理とAIの導入条件
データの保存先とAIの稼働環境を確認する。
ストラテジーコアの技術担当者が、導入先のIT・セキュリティ担当者や販売・導入パートナーと、業務データ、AIへの入力・出力、バックアップ、診断ログの処理・保存場所を確認します。製品ごとに、対応する構成、アクセス権限と国内外からの接続、保存期間、契約終了時のデータ取得方法を整理し、導入作業と技術サポートの担当範囲を契約前に確認します。
// データ所在とプライバシー
データの処理・保存先と、国内外からのアクセスを確認する。
構成を決める前に、データの流れを整理します。処理、バックアップ、ログ、遠隔サポート、第三者のアクセスを確認します。
個人データは、提供先、処理内容、移転の方法に照らして個人情報保護法上の条件を確認します。国内に保存していても、海外からのアクセスや再移転の確認は必要です。
金融、医療、官公庁などの分野別ガイドラインと調達条件を確認します。適用する文書の現行版と、対象サービスの範囲を確かめます。
EUから日本への移転は、十分性認定の対象範囲と補完的ルールを確認します。その後のアクセスや第三国への移転は別途確認します。
用途に必要なデータだけを収集します。メール認証でも、レポートの内容、コネクタの権限、保存期間を確認します。
// 設計としての主権
外部LLMへの通信を遮断する構成例
国内で自社運用する構成例
SC-BD-01 · REV A · 2026.07
データ · 国内保存
data.at-rest
LLM · 自社ホスト
llm.self-hosted
鍵 · KMS管理
keys.kms
ログ · 改ざん不可
logs.immutable
外部のLLM API
llm.hosted-api
外部SaaS
saas.external
// データの書き出しと移行
LLMのAPIやアプリケーションを変更するとき、移行できる情報を確認する。
大規模言語モデル(LLM)のAPIを別のサービスへ切り替える場合と、利用するLLMアプリケーション自体を変更する場合を分けて確認します。ストラテジーコアは、導入前の技術検証で、導入先のIT担当者と海外ベンダーのエンジニアに、元データ、プロンプト、検索インデックス、設定、会話履歴、評価記録の書き出し方法を確認します。移行先で使える形式かを検証し、接続の変更や作り直しが必要な部分を整理します。
LLMへの依存:サービス固有のAPI、ツール呼び出しの形式、プロンプト、追加学習用データを整理し、LLM変更後の再評価項目を決めます。
検索への依存:元の文書、メタデータ、検索インデックス、アクセス権限の書き出し形式を確認します。
アプリケーションへの依存:会話履歴、利用者設定、処理手順、判断記録など、運用の再開に必要な情報を整理します。
// 導入条件の確認
構成を比較するときの12の確認項目。
データの処理・保存場所、LLMの稼働環境、アクセス権限、ログ、更新、契約終了時の移行を確認します。以下の12項目で、製品ごとの対応範囲と運用条件を整理します。
データ
処理・保存の場所、データにアクセスできる組織、適用する法令と契約条件を確認します。
インフラ
サーバーの設置場所と運営会社、保守・遠隔アクセスの担当、適用する法令と契約条件を確認します。
プライバシー
扱う個人データ、利用目的、収集・保存の範囲、アクセス権限を整理し、適用する法令と契約に照らして管理方法を確認します。
大規模言語モデル(LLM)
利用するLLMとその版、ベンダーが開示するモデル情報、置き換え時の条件を確認します。
抽出した情報
文書などから抽出した構造化情報の項目、保存形式、移行先での利用方法を確認します。
アプリケーションの履歴・設定
履歴、利用者設定、判断記録の保管先と管理者、取り出せる情報と形式を確認します。
ワークフロー
LLMアプリケーションに接続する業務システムやツールを整理し、LLMサービスやアプリケーションの変更時に必要な再接続と検証を確認します。
評価
品質を測る指標、テストデータ、評価結果を整理し、導入先で保管・再利用できる条件を確認します。
セキュリティ
対策を実行する場所、記録するログと通知、外部サービスに送信する情報を確認します。
監査と保証
アクセス、処理、設定変更の記録を、監査や経営層への報告に使える形式で取得・保管できるかを確認します。
規制対応
適用する法令、業界基準、契約、社内規程を特定し、それぞれに対応する設定と運用を確認します。
ローカライゼーション
日本語の品質、用語、操作手順を、実際に利用する担当者と検証します。
// アプリケーションとLLMの移行
業務データ、設定、LLMを移行できる条件を確認する。
データとアプリケーションの設定は、書き出せる内容、形式、移行先での利用方法を確認します。自社運用のLLMは、重みファイルを入手できるか、移行先での利用がモデルのライセンスで認められるかを別途確認します。ストラテジーコアは、導入先のIT担当者、海外ベンダーと、契約前に書き出しと復元の手順を検証します。
元データと文書の書き出し
元のレコード、文書、関連するメタデータについて、書き出せる形式と仕様を確認します。
抽出した情報の書き出し
文書などから抽出した構造化情報を取り出せるか、その形式を移行先で利用できるかを確認します。
履歴と設定の書き出し
アプリケーションに必要な会話履歴、利用者設定、判断記録を取り出せるか、移行先で読み込めるかを確認します。
移行先のアプリケーションの検証
LLMや稼働基盤を変更した後に、判断、出力、ツール呼び出し、業務の処理手順を再評価します。
大規模言語モデルの置き換え
LLMやLLMのAPIを変更し、プロンプト、ツール呼び出し、検索、出力品質を再検証します。自社運用の場合は、重みファイルの入手方法とライセンス条件も確認します。
// LLMの稼働環境とリクエストの振り分け
LLMの利用・運用方法を、5つの選択肢で比較する。
外部のLLM API、導入先が管理するクラウドアカウント、リージョンの制御条件が明示されたLLMサービス、自社運用のLLM、承認済みLLMへのリクエスト振り分けを比較します。対象業務、扱うデータ、必要な性能、費用、運用の担当範囲に照らして選びます。LLMの実行場所とは別に、データベース、外部ツール、ログ、サポート時のアクセスも確認します。
選択肢1:外部のLLM API
LLMサービスの運営会社が稼働させる大規模言語モデルをAPIで利用します。選択したサービスの処理場所、保存期間、学習利用、再委託先、契約上の条件を確認します。
選択肢2:導入先が管理するクラウドアカウント
導入先がクラウドのアカウント、請求、アクセス設定を管理します。LLMサービスの処理・保存場所は、アカウントの所有とは別に確認します。
選択肢3:リージョンを指定するLLMサービス
リージョンの制御条件が明示されたLLMサービスを選びます。LLMと接続先ごとに、処理、保存、経路、鍵管理、例外条件を確認します。
選択肢4:自社管理のLLM稼働環境
入手と利用が認められたLLMの重みファイルを、自社または合意したホスティング事業者の設備で運用します。処理・保存場所、ライセンス、外部ツール、ログ、更新、サポート時のアクセスを確認します。自社運用だけで、外部への通信がないと保証されるわけではありません。
選択肢5:承認済みLLMの使い分け
承認済みの外部LLMや自社運用LLMへリクエストを振り分けます。データ区分、振り分けルール、ログ、障害時の代替処理を定めて検証します。
LLMの運用方法は、対象業務とデータに合わせて選びます。LLM、データベース、外部ツール、サポート時のアクセスを含め、アプリケーション全体の処理とデータの流れを検証します。
// ガバナンス審査
承認、監視、事故対応の担当を決める。
ストラテジーコアは、IT・セキュリティ・運用の担当者と、入力・出力・ログの保存先と外部サービスへの送信経路を確認します。承認が必要な操作、入力・出力の検査、誤りの検知と障害・事故対応、契約終了時のデータ取得を整理し、海外ベンダーや導入パートナーを含む各社の担当範囲を決めます。AI事業者ガイドラインも参照し、対象業務で必要な制御と手順を具体化します。
// インタラクティブ · トレードオフ
データ管理、費用、導入期間を比較する。
選択肢を切り替えると、移行、管理、費用、導入期間の比較例を表示します。点数は検討のための目安で、製品を実測して評価したものではありません。実際の費用、移行の権利、導入期間は、サービス、契約、運用体制によって異なります。
選択肢1:外部のLLM API
LLMサービスの運営会社が稼働させる大規模言語モデルをAPIで利用します。選択したサービスの処理場所、保存期間、学習利用、再委託先、契約上の条件を確認します。
検討のための比較例で、実測した製品評価ではありません。選択肢は対象業務によって異なり、一つの構成で複数の方法を組み合わせる場合もあります。
// エビデンス
モデルの版と、変更時の検証方法を確認する。
モデルの版、量子化、実行環境、ハードウェアは、回答に影響する場合があります。何を記録し、変更後に何を比較するかを解説します。同じ重みを使うことだけで、異なる環境の出力が完全に一致するとは限りません。
データとAIの導入条件を、日本語で確認しましょう。
対象業務、既存システム、検討中の製品、必要な処理・保存場所をお聞かせください。ストラテジーコアの技術担当者が、対応する構成と導入作業を整理し、見積もり・ライセンス条件、日本語技術サポートの対応範囲をご案内します。
