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31/データエンジニアリング 約2分

検索方式を、業務の質問で選ぶ

全文検索、ベクトル検索、構造化データ、グラフ、長いコンテキストを比較します。

必要な箇所を見つけられるか、利用者の閲覧権限を守れるか、業務に間に合う時間で答えられるか。検索方式は、自社の文書と質問を使って比較します。適した質問だけでなく、情報を取得できないケースも記録して選びます。

検証して検索方式を選ぶ

SC-MX-01 · REV A · 2026.07

01業務と資料

質問・期待する根拠

02候補の比較

検索・SQL・グラフ・直接入力

03評価

品質・権限・鮮度

04選択

費用・残る課題

検索方式の普遍的な順位や点数を示す図ではありません。

業務を定め、候補方式を比較し、権限や鮮度を確認して採用を判断します。
01

評価に使う質問と根拠を用意する

製品番号、日本語の専門用語、曖昧な質問、会話の続き、更新された文書、資料に答えがない質問を含めます。業務の担当者と、期待する根拠と回答の条件を決めます。自然な文章が返ってきても、正しい情報が検索できたとは限らないため、検索と回答を分けて評価します。

02

直接検索・キーワード・意味による検索を比べる

適切な権限と検索経路があれば、ファイルや元の資料を直接探す方式も検討できます。番号や固有名詞にはキーワード検索、言い換えには意味による検索が役立つ場合があります。組み合わせた検索の効果も、資料と質問で確認します。索引の有無だけで、鮮度や網羅性は判断できません。

03

必要な業務に構造を加える

正確な集計には、管理されたテーブルへのSQL照会が適する場合があります。関係する実体やつながりを適切に表現できるなら、グラフも候補になります。MicrosoftのGraphRAG研究は、特定の質問応答や要約の設定を検証したものです。複数段階の質問には必ずグラフが必要、という結論ではありません。

04

範囲を限定して長いコンテキストを試す

資料が限られる場合は、選んだ文書を直接モデルに渡す方が簡単なこともあります。入力上限、権限、費用、待ち時間、資料の長さや根拠の位置による回答の変化を確認します。長い入力に対応していることと、必要な根拠を正確に使えることは同じではありません。

05

分割と順位付けを検証する

索引を使う場合は、文書の分割位置、重複範囲、メタデータを評価用の質問で比較します。候補の再順位付けは、改善の効果と費用が見合う場合に検討します。会話の質問を書き換える処理も、参照先を補える一方で意味を変える可能性があるため、検証が必要です。すべてのシステムに必須の部品ではありません。

06

更新・権限変更・削除を継続して確認する

元の資料、索引、キャッシュ、派生した要約の更新経路を整理します。アクセス権限を取り消した情報や削除した文書が、回答に使われなくなるまでを確認します。経路に含まれる外部サービスも評価し、モデル、資料、設定を変えたときに、品質、遅延、費用を再確認します。

出典・参考資料

// 要点

押さえておきたいポイント

  • 代表的な質問と、期待する根拠で方式を比較します。
  • グラフや再順位付けなどは、実際の効果を確認して選びます。
  • 更新、権限変更、削除が回答まで反映されるかを検証します。

// よくあるご質問

よくあるご質問

Q1

複数段階の質問には、必ずGraphRAGが必要ですか?

必須ではありません。データ、利用できる機能、検証結果で判断します。グラフにも、実体と関係の抽出や、維持する作業が必要です。

Q2

ハイブリッド検索や再順位付けは、必ず入れるべきですか?

どちらも評価する選択肢です。基本の構成と比べ、根拠の品質、遅延、費用、失敗するケースを確認して採用します。

最終更新:

自社文書に合う検索方式を比較する。

対象文書、日本語の質問例、閲覧権限をもとに、キーワード検索、ベクトル検索と組み合わせ方式を検討します。対応製品の機能を確認し、回答の根拠と検索結果を比較する検証をご相談いただけます。