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22/AI・機械学習 約2分

AIで扱うデータの保存先と、個人情報保護法の確認事項

入力、検索、出力、ログ、海外からのアクセスを一つずつ確認します。

「モデルを国内で動かす」という説明だけでは、個人情報の取り扱いは判断できません。一方、海外サービスだから一律に使えないわけでもありません。アプリケーションが扱う情報と、その情報を受け取る相手、アクセスする相手を具体的に整理します。

実際のデータの流れを整理する

SC-BD-02 · REV A · 2026.07

取り扱いを確認する範囲
選択するサービス

アプリケーション・検索

入力・文書・回答

モデルのサービス

場所・契約

許可した処理
未承認の送信を制限
契約・権限の確認
その他の提供先

ツール・埋め込み

送信・応答

ログ・バックアップ・支援

保存・アクセス

確認する範囲の例です。すべての情報に国内保存が必要という意味ではありません。

アプリケーションで使うサービスと、追加の提供先・運用者を確認します。
01

どの情報を扱うかを特定する

入力には、個人情報、営業上の機密、公開情報などが混在します。埋め込みやログも、内容と利用方法に応じた確認が必要です。ベクトル化すれば個人情報ではなくなる、すべてのベクトルが必ず個人データになる、とも一律には言えません。元の記録、検索された文章、回答、識別子を含め、実際の情報に法令上の定義を当てはめます。

02

外国にある第三者への提供を確認する

個人情報保護法が、すべての個人データの国内保存を一律に求めるわけではありません。外国にある第三者への提供には条件と例外があり、相手方、国、保護の措置、適用する方法を確認する必要があります。個人情報保護委員会の外国第三者提供に関するガイドラインを参照してください。リージョン名、本社の所在地、学習に利用しないという説明だけで結論は出せません。

03

推論以外の送信先も確認する

埋め込み、出力検査、外部ツール、ログ、バックアップ、再委託先、サポート時のアクセスを確認します。保存期間、二次利用、削除の条件も契約と照合します。国内で動くアプリケーションでも、別の機能が国外に情報を送る場合があります。構成図には経路を記載し、購入可能な機能と実際に設定した制御を区別します。

04

条件を設定と運用に落とし込む

利用を認めるサービスと情報の種類を定めます。分類器で送信先を変える場合は、機密情報の見落とし、内容が混在する文書、障害時の代替経路を試します。権限や通信の制御は、モデルの指示だけに任せません。事業者、リージョン、モデル、ツールを変える際は再確認します。業界基準、契約、社内規程が追加する条件も、それぞれ記録します。

出典・参考資料

// 要点

押さえておきたいポイント

  • 国内保存だけで、取り扱い全体の適合性は判断できません。
  • 実際の情報と提供先、提供の条件を確認します。
  • ツール、ログ、バックアップ、サポートも対象にします。

// よくあるご質問

よくあるご質問

Q1

国内に保存すれば、個人情報保護法の確認は終わりますか?

保存先は確認事項の一つです。情報の内容、目的、アクセス、提供先、安全管理、実際の提供の条件も確認します。

Q2

埋め込みに変換すれば、匿名の情報になりますか?

ベクトル化だけで匿名化を証明することはできません。含まれる情報や他の情報との関係、取り扱いに応じて確認します。

最終更新:

AIに渡す情報の経路と保存先を確認しましょう。

入力、検索文書、回答、ログ、バックアップの取り扱いを整理します。候補製品の処理場所、管理者とサポート時のアクセス条件をベンダーに確認し、貴組織の審査に必要な資料を手配します。