見慣れない送信元が見つかっても、それだけで不正な配信とは判断できません。正規の業務システム、使われなくなった連携、未承認のサービスなどを見分ける必要があります。DMARCレポートの情報を、サービスの利用目的と責任者につなげて確認します。
送信元の観測から管理担当者の確認へ
SC-FL-05 · REV A · 2026.07
01観測
レポート・台帳
02調査
サービス・利用目的
03確認
管理担当者
04維持
承認・変更記録
確認できる範囲と所要期間は、情報と組織の状況によって異なります。
観測した送信元と、承認済みの送信元を分ける
集約レポートと、システム台帳、契約、ID管理の記録を照合します。サービス名やドメインごとに整理し、運用部門に確認します。レポートに現れたことだけで不正とは判断できず、既知のサービス名であることだけでも利用の承認は確認できません。
複数の記録から担当者を探す
部門への確認、サービスの契約情報、承認されたメールボックス連携などを使います。Valimailは、管理担当者を探す手がかりとなるFailing Sendersレポートを案内しています。得られた情報をもとに、利用目的、対象ドメイン、管理者を確認してから送信元の承認や認証設定を変更します。
メール連携の前にデータの扱いを確認する
メール本文を扱わなくても、メールアドレスや関連情報の取り扱いに確認が必要な場合があります。現在のコネクターが求める権限、処理場所、保存期間、削除方法を確認します。Microsoft向けとGoogle向けで導入条件も異なるため、メタデータだけなら個人情報保護法への対応が不要、とは判断できません。
管理担当者の記録を維持する
正規の送信元について、担当者、承認状況、認証設定、変更手順を記録します。季節的な配信や利用頻度の低いサービスも対象に含め、組織変更やシステム移行後に見直します。必要な期間は、サービス数と担当者の確認状況によって変わります。製品を使うだけで、すべての送信元が一定期間内に判明するわけではありません。
// 要点
押さえておきたいポイント
- 送信元の観測、サービスの識別、利用の承認を区別します。
- レポートの情報は、担当部門に確認するための手がかりとして使います。
- メールの関連情報も、取り扱いとアクセス権限を確認します。
// よくあるご質問
よくあるご質問
送信サービス名が分かれば、管理担当者も分かりますか?
必ずしも分かりません。サービスのアカウント、利用目的、対象ドメイン、管理者を担当部門に確認します。レポートの補足情報だけで、利用の承認までは判断できません。
メール本文を取得しなければ、個人情報の確認は不要ですか?
不要とは限りません。メールアドレスや関連記録にも、個人に関する情報が含まれる場合があります。取得項目、アクセス権限、保存期間、処理場所を確認してください。
最終更新:
未確認の送信元と、その管理担当を整理する。
DMARCレポートに現れるサービスと、社内・委託先の配信担当を照合します。Valimailが提供する情報と、担当者による確認が必要な項目を分け、認証設定の変更を検討します。
