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13/サイバーセキュリティ 約2分

医療機器のセキュリティ評価を進める前に

診療への影響、メーカーの保守条件、院内の担当を確認します。

医療機器のリスク評価は、診療の運用を守りながら進める必要があります。機器一覧、メーカーの利用条件、臨床工学部門と情報システム部門の制約を確認します。情報収集や探索の前に、取得する項目と実施方法を関係者で合意します。

医療機器の評価に関わる担当

SC-LY-02 · REV A · 2026.07

診療の運用

利用状況・継続性

T1

機器の保守

メーカー・保守条件

T2

情報セキュリティ

権限・監視

T3

共同での確認

根拠・承認した対応

T4

役割の例です。実際の院内体制とメーカーの案内に従って進めます。

診療、保守、情報セキュリティの担当が、それぞれの情報を持ち寄って評価します。
01

診療上の条件と対象範囲を決める

対象機器、診療側の責任者、保守契約、関連する情報システムを確認します。稼働中に実施できる作業と、保守時間やメーカーの立ち会いが必要な作業を分けます。機器の分類や通信プロトコルの名前だけで、エージェントの導入、照会、更新が可能かを判断しないことが大切です。

02

機器の識別情報を確認する

保守記録、承認した台帳、監視の情報から、型番、バージョン、保守状況を確認します。通信から得られる情報は手がかりになりますが、必ずしも正確な型番やファームウェアまで分かるわけではありません。情報サービスによる評価も、すべての機器の発見や、脆弱性の該当を保証するものではありません。

03

関係部門と対応方法を検討する

セキュリティの指摘を、メーカーの案内と実際の設定に照らして確認します。更新する場合は、サポートされた手順と診療への影響を確認します。すぐに更新できない場合は、アクセス制限、ネットワーク分離、監視などを医療機関とメーカーで検討します。一般的なリスクスコアだけで、機器の変更を決めないようにします。

04

現在の国内指針を確認する

厚生労働省は、2026年6月の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」第7.0版を掲載しています。PMDAの通知一覧には、2026年9月の医療機関向け医療機器サイバーセキュリティ手引書の改訂もあります。自院、対象機器、委託するサービスに適用される文書と責任分担を確認してください。製品の購入や海外の認証取得だけで、国内の要件をすべて満たすわけではありません。

出典・参考資料

// 要点

押さえておきたいポイント

  • 診療側と機器の管理者が、評価作業の条件を確認します。
  • 機器の識別と判定の根拠を確認してから、対応を検討します。
  • 現在の厚生労働省・PMDAの案内と、対象範囲を確認します。

// よくあるご質問

よくあるご質問

Q1

診療に影響しない探索を保証できますか?

一律には保証できません。対象の機種、設定、方法、稼働条件を医療機関とメーカーで確認し、承認した範囲で検証します。

Q2

通信プロトコルが分かれば、型番やファームウェアも確定しますか?

必ずしも確定しません。保守記録などの信頼できる情報と照合し、確認できない項目を残します。脆弱性の判定には、該当する機器の識別が必要です。

最終更新:

医療機器の情報を、安全に収集できる範囲で確認する。

対象機器、院内の調査手順、メーカーへの確認事項をお聞かせください。DeviceTotalの照合に使える情報を整理し、診療への影響を考慮した検証、調達と日本語窓口をご案内します。