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16/データエンジニアリング 約2分

RAGで使うデータを新しく保つために

元データ、埋め込み、権限、生成された回答を分けて検証します。

RAGは、質問に関連する外部の情報を検索し、モデルに渡して回答に使う方式です。検索された情報が新しく、利用権限があり、正しいことや、モデルがその情報に忠実に答えることまでは保証しません。元の記録の変更が、検索と回答にどう反映されるかを確認します。

RAGの更新と評価の流れ

SC-CY-04 · REV A · 2026.07

更新

元データ・埋め込み・索引

評価

品質・鮮度

検索

関連性・権限

回答

根拠・出典

埋め込みの更新、削除の反映、権限の確認は、明示的に実装する必要があります。

元データの更新、権限に沿った検索、回答、評価を繰り返します。
01

更新が反映される経路を確認する

元の記録、抽出した文章、埋め込みベクトルは、異なる表現です。一つを更新しても、他が自動的に更新されるとは限りません。抽出、埋め込みの生成、索引の更新をどう実行し、版を対応付けるか決めます。削除や公開を取り下げた文書も対象です。同じデータベースに置く場合も、更新や無効化の設計が必要です。

02

検索方法を実際の質問で比較する

SingleStoreは、近似最近傍検索を含むベクトル索引に対応しています。近似の設定、絞り込み、データの分布で速度や検索結果は変わります。日本語、製品コード、実際の業務質問を使って、ベクトル、キーワード、組み合わせた検索を比較します。他社のベンチマークや順位だけでは、自社の検索精度は分かりません。

03

モデルに渡す前にアクセス権限を確認する

利用者とテナントの権限に従い、参照できる情報だけをモデルに渡します。検索クエリに加え、キャッシュ、出典表示、ログ、出力にも確認が必要です。元データベースの権限が、索引やアプリケーションに自動で引き継がれるとは限りません。自社で検索基盤を動かす場合も、外部の埋め込みやモデルのサービスを利用するなら、その送信先を確認します。

04

検索結果と回答をそれぞれ評価する

必要な根拠が見つかるか、回答が正しいか、出典が合っているか、根拠が足りないときに回答を控えられるかを確認します。変更や削除が反映されるまでの時間も、キャッシュを含めて測定します。更新された規程、矛盾する文書、他の利用者の情報を求める質問などで検証してください。

出典・参考資料

// 要点

押さえておきたいポイント

  • 元データ、埋め込み、キャッシュの更新手順を決めます。
  • 自社の日本語と質問で、検索方法を比較します。
  • アクセス権限と回答の品質を、アプリケーション全体で検証します。

// よくあるご質問

よくあるご質問

Q1

元データとベクトルを同じ場所に置けば、自動で最新になりますか?

自動で更新されるとは限りません。更新の検知、埋め込みの生成、索引やキャッシュの無効化を設計し、変更と削除を検証します。

Q2

RAGなら、誤った回答を防げますか?

防げるとは限りません。適切な根拠が検索されるか、モデルが根拠に沿って答えるか、根拠不足を判断できるかを分けて評価します。

最終更新:

RAGの検索結果と閲覧権限を検証しましょう。

文書の更新方法、利用者の権限、日本語の質問例を整理します。SingleStoreなどの検索基盤が対応する処理を確認し、更新・削除の反映と回答の参照元を試験する計画を立てます。